8月はとうとうどこにも遠出が出来なくてブログネタもないので地元の小ネタで誤魔化そう企画。

足利市というところは明治から戦後までたいそう栄えて尚且つ全く戦災に遭わなかったというのだからさぞかし近代建築の宝庫だろうと、その歴史を知れば誰もが考えると思うのだけど、これが驚くほど残っていなくて、その点は逆に地域社会学などの貴重なテーマとなり得るのではないか?などと夢想して自分を慰める昨今の自分。
しかしぼやいてばかりでは進歩がないので、これからはときおり足利の写真もアップしていこうという、その第一弾。

完成当時は驚かれたんじゃないかなあと想像する、外柱(模擬柱というのかなあ)が交差して独特の気品を醸し出しているビル。

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こちらも模擬柱なのだろうけど、アーチ状になっているのがお洒落。洋品店って感じがする。

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タイル張りでなかったらかなり地味なビルだけど、タイル張りだからこそのこの重厚感。
角っこの利点を十分に引き出している。

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次は、なんとなくバウハウスっぽいというか、じっくり眺めているとますます意図されたモダニズム建築に思えてくるのだけど、どうでしょう?

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この思いは裏側に回ってみると更に強くなる。
たまたま外階段から漏れる日差しのせいで余計にモダニズムっぽさを醸し出している。

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最後は、今回の建物の中では最も近代西洋建築的な建物。
戦後間もなく、もしかしたら戦前の建物なんじゃないかな。外壁にレリーフがあったり、窓の手すりが鉄製のチューブ状だったり、けっこう強いこだわりを僕は感じる。

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正面から見ると2階部分も広そうだが、裏に回るとかなり細長い部分がある。

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さきほど書いた鉄製のチューブで出来ているみたいな手すり。

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今は玄関ではなくなっている壁面に残るレリーフ。

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落ちていた(放置されている?)レリーフらしき残骸。図案はたぶんヨット。

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これからは、こんな感じで写真の少ない記事も書いていく予定。