先日の土曜日に花見の予定で、それは残念なことに雨で中止となる。
ここでいう花見は昼間っから屋外でお酒を飲むという意味で、ただ眺めるだけの花見はむろんした。

写真は足利市緑町の福厳寺の花。







写真の腕前はよくないが、桜の本数が多けりゃいいってわけじゃない見本みたいな美しさ。

たぶん…京や江戸はいざ知らず、昔はこんな地方都市に、あふれるほどの桜はなかったのだと思う。
それを誰かが丹念に増やしていった。
毎年何本かずつ、手入れをしながら完成図を夢見ながら。
僕らが愛でているのは、それら先人たちの夢と努力の結晶。

今日は、震災の日からちょうど一ヶ月。
もう震災前には戻れないという気持ちがある。
しかし、かつて、いずれ美しく咲き誇る桜並木を夢見ながら1本、また1本と苗木を植え続けた人たちがいたように、今まさに、そしてこれから、被災地に咲き誇る「美しい桜並木」のような何かを植えようとしている人たちがいるのかもしれない。

百年後の桜のために。
関連する記事
コメント
コメントする