2011年1月3日のTwitterより
久しぶりにショスタコーヴィチ・バッハ・ルネサンス音楽以外を家で聴く。

モーツァルト交響曲第40番(カザルス指揮マールボロ音楽祭管弦楽団)
疾走する慟哭とはまさにこの演奏のこと。

カザルスの40番は特に第二楽章が至極。
今風に言うなら「神」。

というかモーツァルト!
こんなにすごいのに、どうして基本的に明るいの?
モーツァルト、もっとウジウジ悩んだり暗い性格だったらどんなによかった事か!
(基本的に明るい音楽苦手)

仮面男にレクイエム注文されただけで勝手に妄想してあんな名曲書けるんだから、
皇帝がお約束で毎年「モーツァルトはおふざけが過ぎるので処刑!」って言ってくれたら、
それだけでどんだけ短調の名曲が生まれたことだろう。
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インターネットラジオという衝撃
 Xperiaというスマートフォンを買ってから、あまり得意ではなかったモバイルという世界に飛び込んで約2ヶ月。
慣れるためにブログをXperiaから更新したり、自宅でのWeb閲覧もわざわざXperiaでと、その甲斐あって割と便利に使えるようになったのだが、なんと言っても一番の嬉しい出来事は「インターネットラジオ」との出会いであったと思う。

「インターネットラジオ」
存在は知っていた。
知ってはいたが、職場でも自宅でもPCの音量はミュートが基本だったので、PCで音楽を聴く、流すという習慣のなかった僕には、無縁のサービスのように思えていた。

ところで僕は、Xperiaにはまって以来、RSSリーダーに複数のAndroidアプリ紹介サイトを登録して、こまめにアプリをチェックするのが日課となっている。
そこであるとき知ったのが、「Cherry Rplayer」というアプリ。

(このアイコンはどうにかならないものなのだろうか?)


紹介していたのは以下のサイトだ。
「Xperia INDEX - App Review」
http://xperia.lunarians.net/app_review/review.php?id=27

僕は紹介文の中の以下の一節で、あることに気づいた。

ネット上にある無数のネットラジオをアメリカの地域毎の局から選んだり、世界中の人気の局一覧から選ぶことができます。また、キーワード検索による局選択も可能です。

「世界中」ということは、むろんヨーロッパも含まれるであろう。
ヨーロッパと言えばクラシック音楽の本場。
ということは、クラシック専門のインターネットラジオ局があるのではないだろうか?
そしてもしかしたら「バッハ専門」なんていうラジオ局も存在するかもしれない。

そう。
実は今の今まで、インターネットラジオでクラシック音楽が聴けることを、僕は考えてみたことが一度もなかったのだ。
しかもFMなどと違って、延々と24時間音楽を流し続ける局もあるなどの魅力的な情報も。

ということで早速アプリをインストール。
「clasic」で検索すると、出てくる出てくる。
しかしよく見るとほとんどが「Clasic Rock」だったりする。
めげずに探し続け、やがて「Otto's Classical musick」というラジオ局に行き着く。
チャンネル(?)は一般クラシック・オペラ・バロックの3本立て。
この「バロック」がとても良い。
バッハやヴィヴァルディの有名どころに加えて、リュートやギター曲もあり、しかし有り難いことに全曲演奏。
後から知ったことなのだが、他のラジオ局では1楽章しか流さないところが多く、驚くというか問題というか、ベートーヴェンの交響曲第5番第3楽章ですら、あの盛り上がりの頂点で平然と別の曲に変えてしまうのだ。
(この事から、これらの自動演奏はたぶん人間が介在していないと感じる)

ただしこの「Otto's Classical musick」は、少ないながらもCMがあり、これが商品名やショップ名を早口で連呼するもので大変に耳障り。
もちろん無料で聴かせていただいているのだから文句は言えないが、それにしてももう少しクラシック音楽に合ったCMにはできなかったのだろうか?

もう一つ、気に入っているのが「Venice Classic Radio」
CMが全くなく、たまに気にならないトーンで局名告知があるだけで好感度抜群。

その他のクラシック専門インターネットラジオについては以下に詳しい。
「クラシック・ラジオ」
http://classical.morrie.biz/
(ただしPC用のリストであり、Xperia(というかスマートフォン)で聴ける局は残念ながら多くない)

さて、これらの発見から僕は、一人でいる時間のほとんどを、クラシック音楽と共に過ごすようになった。
Bluetooth対応のモバイルスピーカーも購入。
2階の自分の部屋はもちろん、コードレスで充電タイプなので、1階のキッチンにもスピーカー本体だけ持って行けば、料理をしながらインターネットラジオが聴けるのだ。

MOTOROLA Bluetooth ワイヤレススピーカー MOT-EQ5
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0021YZ3CS/ref=oss_product


BGMを流したいとき、CDプレーヤーはCDを替えるのが面倒。
(結果、1枚のCDを図らずもヘビーローテーション)
PCにCDをコピーすればその問題は解決するが、PCを使わないときも起動させておくのがあまり好きではない。
(具体的には本を読んでいるときまでPCを立ち上げていたくない)
携帯にもある程度の音楽を入れてはいるが、何度も聴いているとさすがに飽きてくる。
(というか手持ちのCDがコピーなのだから知ってる曲ばかり)
その点、このインターネットラジオは、いくつかローテーションするラジオ局を確保しておけば、まず同じ曲に当たることはない。

ちなみにもちろんインターネット接続なのだから、DoCoMoの3G回線が届くところならどこでも聴ける。
今後の出張にきっと役立つことだろう。

ちなみに上にあげた「Venice Classic Radio」はイタリアの局だが、「Otto's Classical musick」はアメリカの局。
Xperia(というかアプリ)との互換性の問題なのだろうが、当初のもくろみに反してヨーロッパのインターネットラジオ局はほとんど検索でヒットしない。
今のところは十分満足しているのだけど。
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マタイ受難曲
J・S・バッハ「マタイ受難曲 BWV244」
指揮:鈴木雅明
演奏:バッハ・コレギウム・ジャパン
会場:彩の国さいたま芸術ホール



オリジナル楽器(古楽器)を使ったきわめて小編成なコンサート。
メリハリがあり、歌詞の意味を充分に引き出した演奏だったと思う。

多くの場合、少年合唱や女声合唱が担当しているパートを、アルトとカウンターテナーが担当。
これが新鮮かつ身震いするほど美しかった。

また全曲終了後すぐに続けて、当時の(バッハの曲ではない)モティット(聖歌の一種)が無伴奏で歌われる。
これが実にいい。
なんというか、3時間にも及ぶ大曲ではあるが、個人的には「竜頭蛇尾」と感じていたマタイ受難曲を、見事に納めてくれた感じがした。

バッハ研究家でもある鈴木雅明氏のことだから、もしかしたらこのような習慣が実際にあったのかもしれない。

それにしても・・・どうして指揮者が手を下ろす前に拍手を始める輩がいるのだろう。
どうしても「自分はこの曲を知っている」と誇示したいのだろうか?
指揮者が手を下ろすまでは、少なくともまだ演奏は終わっていない、はず。
案の定、本編終了後いち早く拍手を始めたのは僕の後ろの方の席だったが、知らないモティットが終わった後、拍手を始めたのは後ろの方ではなかった。
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